8年目は職員代表として園長・主任と職員の架け橋を目指し、チーフメンバーと活発に意見交換
- 採用事務局
- 2024年12月1日
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更新日:1月7日

年月 | これまでのキャリア |
2012年3月 | 卒業 |
2012年4月 | 新卒で聖光 三ツ藤保育園に就職 |
私は新卒で聖光三ツ藤保育園に入職しました。8年目のころには0歳児の担任をし、まとめ役としてクラス運営をしたり、職員代表として園長・主任と職場の職員をつなぐチーフの役割もしています。
職員同士の架け橋になるように、園全体をどうしていくか考える立場です。例えば運動会を例にすると、子どもたちと皆で運動会に向けて何をしたいのか、どういう方向でやっていきたいのかを話し合う場として、チーフミーティングがあります。
より深く目的を共有できるので、現場の先生にも各クラスの子どもたちがどんなことをやりたいのか具体的に伝えることができるんです。
チーフメンバーはそれなりに経験を積んでいるので、会議で意見が出やすかったり、まとめやすかったり活発な意見交換ができます。誰かが声を発すれば会議を行うことができるところも、チームワークがあるからこそと感じます。
子どもたちの“やりたい”という気持ちを尊重する保育がしたくて

仕事で心がけているのは、子どもたちの“やりたい”という気持ちを尊重することです。
0歳児の担任をしているときには、「おやつのお皿を自分で片づけたい」という子どもがいました。陶器のお皿なので落としたら危ないし「じゃあ、一緒にお片付けしようか」とか、なんとなく気持ちに寄り添って保育していました。
そんなある日、理事長先生から子どもたちの“やりたい”という自主性を尊重するための日“フリーデイ”を設定しようよ、という提案がありました。
その話を受けてから、おやつのお皿も「うん、いいよ。片づけておいて」と快く送り出せるようになりました。 そうしたら、0歳でも意外とできるんだっていうことに私たち保育者も気づいたんです。
相乗効果なのか、他の子どもたちも「自分で片づけたい」って影響されて。お片付け用のテーブルを用意して、そこがゴール。そこまで持っていけたら「すごいね!」って私たちも嬉しくてたくさん褒めてあげるんです。
子どもたちも嬉しいみたいで「やったー!」って満足そうにしてくれて、お互いに笑顔になれた瞬間でしたね。
二つ返事で快く賛成してくれる仲間たち。子どもへの想いを共有できる「チームワーク」が嬉しい
0歳児の担任をしている時に、自分で手づかみでご飯を食べたいけれど、少しテーブルが高くて、深いお椀だとちょっと中身が見えなくて食べ辛そうな子がいました。
なんとかしてあげたいなと思い、牛乳パックでちょうど良い高さの椅子を作ろうと思ったんです。
同じクラスの担任や非常勤の先生にその話をすると「いいですね!やってみましょう!」って二つ返事で快く賛成してくれて。そのチームワークというか、子どもへの想いの共有がとてもスムーズだったのが嬉しかったです。
もしそこで、他の先生に「そういう椅子、できたらいいですよね~」って突き放されてしまったら諦めていたと思います。みんなが「やりましょう!どうします?」って積極的に手伝ってくれたお陰で実現できました。
そうやって自分が声を発したことに、きちんと耳を傾けてくれる周りの環境があるのは聖光会ならではだと思います。子どもたちも、自分で食べたいという欲求を満たされて、こぼす量も減ったりしたんですよ。

「やってみよう」を応援してくれる環境が聖光会にはあると思います
今就職を考えている人には、「やってみよう」の精神を大切にしてほしいと思います。
就職して働き出すと、学校で教わってきたこととは違っていたり、子どもも人間なので思っていた通りの保育にならず、上手くいかないことも多いんです。
私も失敗することが多々ありましたが(笑)その時々で先輩にフォローしてもらいました。
「できない」を言い訳にしないで、挑戦してみること。「やってみよう」を応援してくれる環境が聖光会にはあると思います。
