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【転職して入職】ひとりひとりの子どもに寄り添える保育を目指して

  • 執筆者の写真: 聖光会運営事務局
    聖光会運営事務局
  • 3月20日
  • 読了時間: 6分

更新日:3月21日

聖光緑が丘保育園で働く入倉先生は、16年のキャリアを持つベテラン保育士。複数の保育園での経験を活かしながら、温かく和やかな保育環境づくりに取り組んでいます。子どもたちの成長に日々やりがいを感じながら、自身も成長し続ける先生の想いをお聞きしました。



東京都武蔵村山市にある社会福祉法人聖光会が運営する、聖光緑が丘保育園で働く入倉先生は、19年のキャリアを持つベテラン保育士。複数の保育園での経験を活かしながら、温かく和やかな保育環境づくりに取り組んでいます。
入倉 由布子 先生

「個々の子どもに深く関われるような環境で働きたい」と思い立ち転職



入倉先生は4年制大学の保育学科を卒業後、平成21年に新卒で最初の認可保育園に入職。そこで5年間勤務した後、立川市内の大規模保育園(約200人規模)で8年間働き、その後聖光緑が丘に転職しました。


「前の園はすごく大きな園だったので、大勢の子どもを一人で見ることが多かったんです。そういう環境も得意な部分はあったのですが、子ども一人ひとりをもうすこししっかり見たいと感じるようになりました。もっと小さい規模の園で、個々の子どもに深く関われるような環境で働きたい」


そういう思いに突き動かされて、転職活動を始めまることにしたそうです。



入職の決め手は「温かい人間関係」


転職を考えていた先生は、転職サイトに登録し、条件に合う小規模で自宅から近い保育園を探していました。そんな中、聖光聖光緑が丘保育園からのスカウトを受け、見学に訪れました。


「この園に来て特に印象的だったのは、先生同士の関わり方でした。例えば自分がミスをしても、他の先生が責めたり怒ったりするのではなく、『どうしたら解決できるかな』という視点で一緒に考えてくれる。問題が起きた時、原因追及より解決策を一緒に考えてくれる園長先生や主任の先生がいるのが、とても温かいと感じました」


前職では上から指示されて動くケースが多かったそうで、聖光緑が丘保育園の温かい雰囲気で行われるコミュニケーションが、働くうえで大きな魅力だったといいます。



充実した研修制度でスタート時も安心だった


聖光緑が丘保育園では、ベテラン保育士でも安心して働き始められるよう、園内研修が充実しています。


「私はこれまでの経験があるからといって、すべてを知っているわけではありません。前の園では『見て学べ』の時代だったので、今一度しっかり確認しておきたい部分もありました。でも聖光緑が丘保育園では、例えばミルク調乳や部屋の使い方など、基本的なことでも、たとえ中途採用でも丁寧に教えてもらえるんです」と入倉先生。転職してきても安心して働きやすかったといいます。



「園によってやり方は違いますから、同じベースで保育ができるように教えてもらえるのはありがたいですね。わからないことを気軽に聞ける環境があるのは、ベテランにとっても大きな安心感につながります」



複数で担当することの良さは、いろんな目があること



聖光緑が丘保育園で、現在は1歳児クラスの担任を務めています。聖光緑が丘保育園に入職してからは主に1歳児と2歳児のクラスを担当してきました。以前は幼児クラスを長く担当していたため、乳児クラスの担任は新たな挑戦となっています。

現在、入倉先生は1歳児クラスの担任を務めています。


聖光緑が丘保育園に入職してからは主に1歳児と2歳児のクラスを担当してきました。以前は幼児クラスを長く担当していたため、乳児クラスの担任は新たな挑戦となっています。


「今は3人の先生でクラスを担当しています。以前の園では一人担任だったので、複数担任は久しぶりでした。複数で担当することの良さは、いろんな目があることですね。自分一人だと見えないことも、他の先生の視点があることで気づかされることが多いです。また、自分が不得意なところを他の先生が得意としていれば、お互いに補い合えるのも大きなメリットだと感じています」



できることが増えていく、そんな子どもの成長が見られるのが喜び


先生にとって、保育士としての最大のやりがいは、子どもたちの成長を間近で見られることだといいます。

「4月は毎日泣いて外に出ていたような子どもたちが、今では楽しく遊べるようになる。その成長ってすごいなって思いますし、できることが増えていく姿を見るのが何よりのやりがいです」


また、クラスの子どもたち一人ひとりに目を配ることも常に心がけているそう。


「私が大切にしているのは、1日1回は必ず一人ひとりの子どもに声をかけること。どうしても自分になついてくる子や関わりやすい子に偏りがちなので、あまり自分から近づいてこない子にも意識的に声をかけるようにしています。継続して関わることで、その子の表情や機嫌、体調の変化にも気づきやすくなりますし、その子の好きなことも見つけられるようになります」



写真記録を共有して、保護者が安心して園の様子がわかるようコミュニケーション




連絡帳を通じて家庭での様子を把握したり、クラスの様子を写真に撮って共有するなど、保護者が安心できるようICTを活用して工夫して保育と保護者との連携をとっている社会福祉法人聖光会の、東京都武蔵村山市にある聖光緑が丘保育園の保育士の先生。

子どもだけでなく保護者とのコミュニケーションも大切にしている入倉先生。


連絡帳を通じて家庭での様子を把握したり、クラスの様子を写真に撮って共有するなど、保護者が安心できるよう工夫しています。


「お母さんたちは子どもの園での様子をとても知りたがっています。忙しい中でも、夕方のちょっとした時間などを使って、その日あった出来事や子どもの様子を伝えるようにしています。連絡帳に書かれた家庭での様子にもしっかり答えるようにしていますし、写真を撮って視覚的に園での活動を伝えることも大切にしています」



チームワークを大切にする職場環境


入倉先生にとって、聖光緑が丘保育園の良さは、何といってもチームワークの良さといいます。


特に転職してきて1年目に一緒に組んだ先生との関係は大きな支えになったそう。


「ここ(聖光緑が丘保育園)に転職して来て1年目、一緒に組んだ先生にはとても救われました。その先生は私の経験を知っててくれて、『こうだよね』と言い合える関係だったんです。でも経験があるからといってすべてできるわけではないし、園によってやり方は違います。新しい環境でも『ここでも私はわかっている』という気持ちを持ちながらも、謙虚に学ぶ姿勢が大切だと感じました」



転職して感じたのは、コミュニケーションの大切さ。


先生自身、コミュニケーションが苦手と感じていましたが、聖光緑が丘保育園では話しやすい環境があるため、徐々に自分の考えを伝えられるようになってきたといいます。



一人ひとりとの時間を大切にして関わりたい


今後の目標を聞くと、先生は笑顔で答えてくれました。


「保育園に来たいと思える園、子どもたちが泣かないで過ごせる環境をつくりたいです。もちろん、楽しい時は思いっきり楽しみ、ダメな時はきちんと伝えることも大切。でも基本的には、子どもたちが安心して過ごせる場所であってほしいと思っています」


その目標のために、先生は日々工夫を重ねています。


「クラスの子どもたち全員に平等に接するよう意識しています。どうしても自分に来てくれる子、なついてくれる子との関わりが多くなりがちですが、そうでない子にも必ず声をかけ、1対1の時間を作るようにしています。そうすることで、子どもたちの表情や好きなことがわかるようになり、より良い関わりができるようになるんです」



聖光緑が丘保育園は温かい雰囲気で、互いに支え合いながら保育ができる環境




社会福祉法人聖光会の、東京都武蔵村山市にある聖光緑が丘保育園に転職してきた保育士インタビュー

最後に、保育士を目指す人や転職を考えている人へのメッセージをお願いしました。


「保育の仕事は大変なこともたくさんありますが、子どもたちの成長を間近で見られる、とてもやりがいのある仕事です。聖光聖光緑が丘保育園は温かい雰囲気で、互いに支え合いながら保育ができる環境があります。経験の有無に関わらず、子どもたち一人ひとりに寄り添った保育がしたいという思いがある方は、ぜひ一緒に働きましょう」





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