【ママ保育士】仕事と育児が楽しく両立できる働きやすさと安心感がここにはある
- 聖光会運営事務局
- 3月20日
- 読了時間: 7分
聖光緑が丘保育園で10年のキャリアを重ねる安久津先生は、自身も子育て真っ最中のママさん保育士。家庭と仕事の両立に奮闘しながらも、その経験を保育現場で活かし、子どもたちはもちろん、保護者の気持ちにも寄り添った保育を実践しています。笑顔あふれる先生に、保育園選びから現在の想いまでお話を伺いました。

保育のプロフェッショナルへのキャリアパス
安久津先生は前職の保育園で9年間勤務した後、聖光緑が丘保育園に転職してきました。
保育のプロフェッショナルとして、すでに約19年のキャリアを持つベテラン保育士として活躍していましたが、結婚を機に、ライフスタイルの変化に合わせて転職を決意されたそうです。
就職の決め手はきちんと目を合わせる「明るい挨拶」
「初めて聖光緑が丘保育園に園見学に来た時に、先生たちがすごく明るく目を見て『おはようございます』って言ってくれたんです。たった1歩入っただけなのに、すごく素敵だなと思いました。保育をしながらでも、目を見て挨拶してくれる。その第一印象がすごく良かったので、ここで一緒に働けたらいいなと思いました」
自宅から自転車で通える利便性も決め手でしたが、何より園の温かい雰囲気に魅力を感じたと語ります。
「妊娠はしたいと思っていた」という希望を尊重してもらえ、ライフプランに合わせた働き方でプライベートと両立が叶った
聖光緑が丘保育園に入職してからの10年間、先生は主に1歳児・2歳児クラスを担当してきました。「妊娠はしたいと思っていた」という先生の希望を園側が尊重し、そのライフプランに合わせたクラス配属をしてくれたといいます。
「妊娠したいという気持ちを伝えたら、『それは大丈夫だよ』と複数担任のクラスに毎年入れてもらっていました。園長先生からは『4歳クラスを担当する姿も見てみたい』と言われたこともありましたが、『それはまた、ライフスタイルが変わった後でいいよ』と言ってもらえました。いつできるか分からないけれど、ずっとその願いを組んでくれて、毎年配慮してくれていました」
現在はお子さんがいらっしゃいますが、それも含めて園全体でサポートする体制が整っていたから助かったと振り返ります。

大変なこともあるけれど…子育て経験が活かせて仕事のやりがいにも
現在も1〜2歳児クラスを担当している安久津先生。先生は自身が親になったことで、保育に対する視点が広がったと言います。
「長くこの仕事をやってきて、お母さんたちの気持ちも分かっているつもりでした。でも実際に自分が親になってみて、より保護者の方々の気持ちに寄り添えるようになりました。朝の5分、10分がどれだけ大事か、朝イライラしているお母さんがいても、その要因は家の中にあったりすることが分かるようになりました」
また、同時に安久津先生は、子どもだけでなく保護者にも寄り添うことの大切さを実感しています。
「お母さんたちがここに来て、朝思っていることを吐き出してくれて、少しすっきりしてお仕事に行き、夕方は笑顔で迎えに来てくれる。そのお手伝いができたらいいなと思います。子どもだけじゃなくて、保護者の気持ちにも寄り添えるようになりたいです」
保護者を「同じ育児をしながら仕事をする戦友」と表現し、育児の悩みを共有できる存在でありたい。そう思えるのは、自身も働くお母さんとして共感できるからこそと、子育て経験が保育に活きていることを実感しています。
子育ての先輩として『分かる、分かる』と話を聞いてくれる。何気ない日常の中で救われる瞬間です
安久津先生の心に残るエピソードは、日常の小さな出来事の中にあるといいます。
「長期休暇をいただいたときのことも心に残っています。また、子どもの成長を一緒に見守ってくださることも嬉しいですね。休日にフラッと保育園に立ち寄ったときも、子どもを相手に遊んでくれたり、日常のエピソードを聞いて『そんなに大きくなったの?』と言ってくれたり。子育ての先輩として『分かる、分かる』と話を聞いてくれることが、何気ない日常の中で救われる瞬間です」
安久津先生を支えているのは、園長先生や主任の先生、看護師、そして非常勤のベテランママ先生たちです。
育児の悩みに対して「大丈夫、大丈夫。そんなのいつか笑い話になるよ」と励ましてくれる先輩たちの存在が、安久津先生の支えになっています。
「育児をしていると孤独になりがちですが、その孤独を感じないように、一人で頑張っているとは思わなくていいような何気ない会話が毎日あります」

子育てとの両立を応援!柔軟な働き方ができる職場
そんな安久津先生にとっての、聖光緑が丘保育園での働きやすさは何でしょうか。
「結婚生活との両立は、お互いに大人だからこそ上手くいくのだと思います。今日は家のことやご飯は準備できないよと言えば、相手が自分でやってくれたりする。お互いに話し合いをしないとうまくいかないと思いますが、理解があるので困ることはありませんでした」
特に子育てをしながら働く中で感じる園のサポートについては、こう語ります。
「結婚してくると、家のことや双方の家族のことで、自分たちは直接関係なくてもお休みをもらわなければいけないことがあります。前もって分かっていることなら事前に相談もできますが、突発的に入院などがあったときも、『心配だよね、行ってきて』と言ってくれる。家族の背景も受け止めてくれる保育園はすごくありがたいです」
子どもの体調不良で休まなければならないときも、「大丈夫、大丈夫。そばにいてあげて」と言ってくれることが、育児と家庭と両立することの心の支えになっているといいます。
「本当は現場は大変なんだろうなと分かっていても、気にしなくて大丈夫と言ってくれる。子どもがアレルギーで定期的な通院が必要なときも、しっかりお休みをいただけます。保育参加の日も、娘に『ママは来ないの?』と言われてどうしようかと考えていた際は、『行ってきてあげて』と、忙しい時期にも関わらず快く送り出してくれました」
子育てと仕事、どちらも充実!が今後の目標
将来についての展望を伺うと、「この仕事は本当に好きなので、どういう形になっても続けていきたいと思っています。でも、子どもがあって家族があっての自分なので、そこを犠牲にする働き方だけはしたくないですね。ライフスタイルに合わせた働き方をしていきたいです」と、安久津先生。
「ここでお世話になり続けたいという思いがあります。相談したら真剣になって聞いてくれる園長先生や主任の先生がいるという心強さがあるので、これからも今までに受けてきたものを返していけたらいいなと思っています」
子育て中の保育士さんへ:安久津先生からのメッセージ

最後に、これから保育士として働きたいと考えているママさんへのメッセージを伺いました。
「子育てしながら働くのは本当に大変だと思います。理解してもらえるのかどうか、入ってみないと分からないところもあると思います。でも、自分の気持ちやどうしても譲れないことを隠してはいけません。各家庭によって状況は違いますが、今自分が抱えている状況や将来の展望は包み隠さずに話すべきだと思います」
また、そのうえで、安久津先生は正直なコミュニケーションの大切にしてほしいと強調しました。
「自分のライフスタイルをきちんと話した上で、双方がどこまで歩み寄れるかを考えることが大切です。自分の意見だけが全部通るわけではありませんが、伝えることは大切です。まずは勇気を持って一歩踏み出すことが大事だと思います。聖光緑が丘保育園では、その一歩を受け止める環境がありますよ」
編集後記
聖光緑が丘保育園では、子育て中の保育士も安心して働ける環境づくりに力を入れている様子がうかがえました。
子育てと仕事の両立を応援する私たちと一緒に、子どもたちの成長を見守りませんか?