子どもたちの笑顔が原動力!新人栄養士の想い
- 採用事務局
- 6月23日
- 読了時間: 6分

国立クムクム保育園で栄養士として活躍する岡先生。大学卒業後、新卒で入職し、給食調理から食育まで幅広い業務に携わっています。子どもたちの「おいしい!」の声を直接聞ける喜びや、先輩たちに支えられながら成長していく園での仕事について、お話を伺いました。
スポーツ少女から栄養士へ。母の手料理が原点にある

岡先生は栄養士専門学校を卒業後、2024年に新卒でクムクム保育園に入職しました。栄養士を目指したきっかけは、高校生の時に遡ります。
「高校生の時に具体的に栄養士になろうと決めました。元々年長の頃からずっとスポーツをやっていて、食べることも大好きだったんです。最初はスポーツの栄養士も考えたんですけど、子どもの頃から好きだったということがきっかけになって、保育園でやりたいなと思うようになりました」
特に、お母さんの手料理が大きな影響を与えたと振り返ります。
「母が忙しい中でも毎日のように手料理を作ってくれて、高校3年間もお弁当を作ってもらって。母の手料理にずっと触れていたので、私も料理が大好きになったんです。食べるだけじゃなくて、作る方にも興味を持つようになりました」
先輩のサポートに救われた保育実習。就職は園長先生の明るさで決めました!

国立クムクム保育園の職場環境について、岡先生は特に人間関係の良さを挙げています。
「同年代じゃなくて年が離れている先輩もいるので、最初はちょっと緊張もあったんですが、リーダーの先生もとても話しかけやすい方で、年上でも気軽に話しかけてくれるという環境」だったといいます。
いつでも忙しい時でも、あまり話しかけづらい雰囲気を出さないで、リーダーの先生も園長先生も話を聞いてくれるので、とても仕事がやりやすかったという岡先生。
特に印象に残っているのは、研修時の出来事だそう。
「研修の時に、前にいた方が急遽お休みになってしまって、その時がちょうどお別れ会の行事で、本当にやることも分からずバタバタしていたんです。でも今のリーダーの先生が冷静に落ち着いて指示を出してくれて、他からも非常勤の先生がサポートに入ってくれました。忙しい時にも『いつでも言ってね、声をかけてくれたら入るから』と言ってくれるところが、この保育園の安心できるところです」
そんな岡先生が、国立クムクム保育園を知ったのは、大学で開催された栄養士の就職セミナーでした。
「大学で栄養士の就職セミナーがあるということを聞いて、いい機会なので行ってみようと思ったんです。そこで園長先生と初めてお会いして、とても明るい園長先生で、『一緒に働けたら嬉しいな』と思ったのがきっかけでした」
園長先生の明るい人柄が決定打となり、国立クムクム保育園への就職を決めたといいます。
「おいしい」の一言が何より嬉しいくてやりがいを感じる瞬間

入職後、岡先生は栄養士として給食調理、献立調整、それから1歳から5歳クラスの食育という幅広い業務を担当しています。
献立調整では、栄養バランスだけでなく、見た目や子どもたちの好みも考慮。
「栄養バランスはもちろんですが、見た目も重視して、飽きがこないように人気のメニューも取り入れつつ、色々と気を配っています。」
献立作りの基本的な流れは、一旦栄養士さんがでやってみて、リーダーの先生に相談し、最後に園長先生にも確認してもらって最終決定。段階的にサポートを得ながら、子どもたちの年齢に応じた様々な活動を企画・実施しています。
食育については、毎月、何月にどの年齢のクラスで食育をするかが決まっており、日付が近くなったらクラスの担任の先生と話し合って内容を決めていますが、特に5歳クラスでは、より本格的に、本物の包丁を握って自分で切ってみるという体験も企画しているそうです。
そんな岡先生が食育で大切にしていることは、「給食や食に関心を持ってもらうということと、みんなが楽しめるような雰囲気づくり」。
苦手なものが多い時期なので、実際に触れてみて「あ、触ってみたからちょっと興味が出たかな」というような、一歩でも子どもが食べものに興味をもち、楽しく食事を楽しめるようにしていきたいと奮闘しています。
そんな岡先生が最もやりがいを感じるのは、やっぱり、子どもたちから直接「おいしい」という言葉を聞ける瞬間です。
「『美味しい』という、そのシンプルな言葉を子どもたちに言ってもらえるのが私は一番嬉しいです」
手作りお礼カードに感激!子どもたちとの心温まる交流

聖光会グループは、クリスマスには生誕祭という大切な行事があるのですが、そこではツリー型のポテトサラダなども作って、行事を食事面から盛り上げています。
「クリスマスメニューで、いつもと違い形にして、実際にそれを持って子どもたちに見せてから提供するという、ちょっと行事での特別感を出したメニューを作りました」と岡先生。
そんな頑張る栄養士さんへ、子どもたちが自分から感謝を伝えに来てくれることもあるそうです。
「クリスマスカードを届けに来てくれて、『いつも美味しい給食を作ってくれてありがとう』というメッセージをもらいました。『おいしかった』って直接声をかけてくれるのを実際に聞くのが、一番やりがいを感じます」
時には、子どもたちがわざわざ別の階にある栄養士室まで「おいしかったよ」と言いに来てくれることもあるそうです。
「ちょっとやりたいな」その気持ちを大切に!岡先生からのメッセージ

最後に、栄養士を目指す方や入職を考えている方へ。
「子どもが好きというきっかけで、私も子ども好きというのはもちろんあるし、ご飯が好きというのもある。どんな理由でもいいので、ちょっとおかおかたいなって思ってみたことをやってみるというのは、自分が今後やりたいことがもっと具体的に見つかってくると思います。実際私が今そうなんです」
そして、些細な、どんな理由でもやってみようと思ったことを、進んでやってみてほしいといいます。
「先輩後輩関係なく話せる、安心感のある場所です」という岡先生の2年目の目標は、「1年目の今年は結構覚えるのに必死で余裕がなく、食育も言われるがままに、まずはやってみようという感じだった。今後はもっと楽しめるような工夫や話し合いも入れつつ、今年よりももっと子どもたちに楽しんでもらえるようにやっていきたいと思っています」
その目には、芽生えてきた自信と、新しい企画にわくわくする気持ちがにじんでいました。
編集後記
国立クムクム保育園では、新人栄養士も安心して成長できる環境が整っています。
岡先生のように、子どもたちの笑顔を原動力に、先輩たちのサポートを受けながら専門性を高めていける職場です。食を通じて子どもたちの健やかな成長を支えたい方、ぜひ一緒に子どもたちの「おいしい!」の笑顔を育んでいきませんか?


